Q.30 建設業許可を取得・維持にあたり何が一番難しいですか?

(ご注意!)
大阪府知事の建設業許可における内容です。
建設業許可は国土交通省、都道府県により、取扱いが異なる場合があります。
したがって、国土交通省または各都道府県の建設業許可申請担当部署にご確認ください。

Q.30
建設業許可を取得したいのですが、何をどうすればいいのかが分からなくて、先生にご連絡さし上げました。
条件がいろいろあるかと思いますが、どの条件をクリアするのが難しいですか?

A.30
御社の状況を詳しくお伺いしないと、なんとも申し上げられませんが、私がご相談を受けてきた経験上で難しいなと感じる条件は経営業務管理責任者です。

人的要件のうち、専任技術者については、以前は経営業務管理責任者と並んで難しい条件でしたが、昨今の資格ブームで、「施工管理技士」「建築士」「電気工事士」等資格保有者が社内に増えてきており、条件クリアがスムーズになりました。
一方で、経営業務管理責任者については、
・取ろうとする業種につき、5年以上の建設業会社経営経験
・取ろうとする以外の業種につき、7年以上の建設業会社経営経験
等、単純に「建設業を経営した経験」が年数分必要になってきます。
これについては、MBA(経営学修士)や経営学部出身等資格や学歴で補うことができません。

また、昨今は、純粋な建設業者ではなく、
・有料老人ホームを運営していて、空き室リフォームを直接入居者から受注する。
・ハウスクリーニング業から発展してリフォーム業を行う
・解体工事現場から金属等を回収するのに、ついでに建物解体工事を請け負う
等、本業がほかにあり、派生業務として建設業許可を取得したい事業者様が増えてきました。

ですから、建設業経営経験がない、もしくは経営経験が短いので、自社の履歴のみでは条件を満たせません。
また、前職も建設業とは関わりのない業界にいたということで、条件を満たした方を取締役に迎えることも難しい状況になっております。
このあたりが建設業許可取得を難しくしている要素であります。

しかしながら、御社の状況をヒアリングすることで、解決の糸口が見つかることは多々あります。
「絶対無理やわ~。」とあきらめずに、一度ご相談くださいませ。
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