建設業者倒産の原因が人手不足!

お世話になります。

建設業許可申請専門行政書士の長島です。

先日の「建設業者の後継者不足」のニュースと関連するのですが、「人手不足」が原因で、事業運営が破たんして、倒産するパターンが増えてきているようです。

民間調査会社が調査した結果、2014年度上半期(4~9月)の建設業の倒産のうち、人手不足が原因の倒産が51件を数え、前年度同期より5件増えました。
建設業は、全業種の人手不足型倒産の3割を占めたことになります。

兆歳会社は、人手不足型倒産を、

・募集しても人が集まらない「求人難型」
・代表者の死亡や入院を原因とする「後継者難型」
・経営幹部や社員の退職に起因する「従業員退職型」

と細分化し、建設業は求人難型が今回の調査で、9件を数え、全業種で15件の中で最多の60%を占める結果となりました。

また、
・後継者難型は39件(全業種142件)
・従業員退職型は3件(全業種7件)
となりました。

そして、人手不足とは別に、人件費の高騰を要因とする倒産件数も集計しております。

建設業は前年度同期の倍の6件(全業種12件)と全業種で最多となり、復興事業等での人件費、材料費高騰等コストアップ要因が多いこともここで見て取れます。

先日も投稿したように、「ワイングラス型労働者分布」の影響がここで顕著に表れているように感じます。

政策面で、若手技術者の養成や、建設業入職者の育成を行ってきておりますので、彼らが将来の建設業界を支えることになることが一番大事だなと感じております。

そして、御社もさらなる発展ができることをお祈りしております!

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