これから役立つ建設業の資格は?

お世話になります。

建設業許可申請専門行政書士の長島です。

今日は、面白いニュースが出てきましたので、投稿します。

国土交通省が、建設業者様にこれから役立つ建設業の資格アンケートをとり、その結果が出ました。
建設会社の7割強が「1級土木施工管理技士」、建設コンサルタントの9割近くが「技術士」と考えているとのことです。
いずれの資格者も既に不足感が強く、今後の工事受注を踏まえて、これらの資格者ニーズがさらに高まりそうとのことです。

結果としては、
・建設会社では、「1級土木施工管理技士」が全体の77%と最も多かったです。
・次に多かったのは「2級土木施工管理技士」でした。
・建設コンサルタント会社では「技術士」が最も多く、88%でした。
・「コンクリート診断士」と答えた企業も目立ちました。
とのことです。

一方、建設会社様等で取り組んでいる人材確保・育成策は、
・「新規入職者の確保推進」が最多で、
・「高年層従業員の雇用延長」、「現従業員に対する教育・研修」と続きました。

やはり、新規入職者の確保は比較的規模の大きい企業で取り組んでいる割合が多いです。
20人未満の小規模な事業所では、高齢者の雇用延長を実施されている傾向です。

いずれにせよ、専任技術者や配置技術者の根幹をなし、御社の建設業許可業種の維持、増加を担うために不可欠な資格群ですから、できるだけ優秀な人材を確保し、受注工事の幅を拡大していくことが建設業界で生き残る事の大事な要素になることは間違いありませんね。

私にも「施工管理技士」や「建築士」有資格者の確保等のご相談を受けることがあります。

1人でも優秀な有資格者が御社で雇用できたり、紹介を受けられることがお祈りしております!

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