とび・鉄筋・型枠各工事技術者の賃金動向定点観測

お世話になります。

建設業許可申請専門行政書士の長島です。

国土交通省は、建設技能労働者賃金動向を把握するために、新たなモニター調査を始めました。
「とび工」
「鉄筋工」
「型枠工」
の３職種を対象に、下請業者に当たる専門工事業者から４半期ごとに賃金動向を回答してもらう調査です。
昨年４月と今年２月に引き上げた公共工事設計労務単価を浸透させる施策の効果を把握する狙いもあるとのことです。

モニター企業には、職種ごとに全国で公共工事、民間工事をそれぞれ主力で受注している企業を３社程度選んでおります。
各社が直接雇用する技能労働者を中心に、支払った賃金の８時間当たりの平均額を回答していただくシステムです。

最近の労務需給ひっ迫の深刻化で技能労働者の賃金水準はさらに上昇する傾向にあります。

今後増加してくる東京オリンピック関連の建築事業、震災復興事業工事で欠かせない基礎工事に関わる技術職人の確保が難しくなってきておりますので、賃金動向をチェックして、適正な見積価格提出と優秀な人材確保が工事業者様の喫緊の課題と考えます。

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