民間工事でも社会保険加入チェックします。
お世話になります。
建設業許可申請専門行政書士の長島です。
国土交通省が、民間工事を主体に営業活動する建設会社や現場で働く技能労働者の社会保険加入状況を把握する調査に乗りだすとのことです。
現状では、毎年行う公共工事労務費調査を通じて把握しており、昨年度の労務費調査では、公共工事を施工する企業の90%が加入しているとのデータは先日投稿した記事の通りです。
国交省としては、民間工事を主体に営業する建設業者や労働者についても同様に加入状況を把握しようとのことで、調査会社に業務を委託して、企業単位、労働者単位での実態調査を行い、調査結果を踏まえたうえで、今後、加入促進策を検討するのに役立てるとのことです。
現在国策として注力している社会保険未加入対策は、2017年度に建設業許可業者の加入率100%を目指す5カ年の活動が進められております。
社会保険未加入対策では、国交省内に設けた建設産業活性化会議が近日中に提出する中間取りまとめで、さらなる強化策を打ち出す方針です。
とにかく、最近は建設業許可業者さんの雇用保険、社会保険の加入に国を挙げて躍起になっております。
未加入業者さん宛てに、年金事務所の担当者が加入お願いの事務所訪問を実際にされているとのことなので、もし、加入義務があるのに、未加入の状況でしたら、すぐにでも雇用保険と社会保険の加入をしましょう!
経審でも点数が大幅減点になりますので、なおさら注意です!
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