人事異動で振り出しに!?

お世話になります。行政書士の長島です。御社が建設業許可を取得、維持できるように全面サポート致します!

大阪の建設業許可光速申請請負人の長島です。

令和2年度がスタートして早1週間。

世界的に大変な時期に、日本では新年度がスタートし、役所ではバタバタ感がいつもよりも増しているなぁという印象です。

私は、花粉症が出てきており、くしゃみと目のかゆみと戦っております。

今日も役所に行ってきたのですが、てんやわんやといった感じで、大変そうです。

さて、タイトルの件です。

実は、建設業許可を含めて、各許認可事業を手掛けていると、役所との折衝が発生する機会がたくさんあります。

私は主に建設業許可を中心に手掛けており、おかげさまで数多くの関与先様とのお付き合いから、様々な事例を経験則として血肉化し、そのノウハウを駆使し、新たなご依頼をいただいております。

そこで、経験則からすんなりと申請完了できるパターンもあれば、「う~ん、これは役所と相談しておかないと、うまいこと受付してもらえんで。」というセンサーが働くパターンにも遭遇します。

手前味噌にはなりますが、数多くの申請を完了させ、無事に許可取得へと導いた経験は、本当に役立っておりますし、顧客のニーズをしっかりと把握して段取りできることで、難易度も測ることができます。

そこで、引っ掛かりそうな事項は事前協議で潰しておくのが、私がいつもやっていることなのですが、受任して事前協議してから証拠書類をそろえるのに時間がかかったり、年度末である3月中旬頃にご依頼をいただいて、事前協議した後、もろもろの書類が揃ったのが4月上旬で、その足で申請に行ったときに、

「あ~、○○は異動して、ここにはいません。」

という、ありがたくない回答を役所側から頂くことがあります。

なぜなら、新年度で役所の運用が変わる可能性があるからです。今まではOKでも、これからはダメということはいくらでもあります。

私は、事前協議した際には、殴り書きにはなってしまいますが、必ずメモを取り、面談日時、対応職員のお名前を控えております。

これをしっかりと申請時や再度協議時に見せて、この申請を持ち込んだ経緯を詳細に説明して対応してもらっております。

大阪府の場合は、だいたいお話最近は、元請け業者から、建設業許可を取得するように求められるケースが激増しております!を聞いてくれまして、再度対応いただいた職員さんの見解をすり合わせることで進めていけます。

兵庫県の場合は、時々、「前は前、今は今。その時々で運用は変わるから。」ということを言われることがあります。

特に大きいのは、経営業務管理責任者及び専任技術者の実務経験を裏付ける契約書等の枚数です。

前年度までは年度で1件でOKだったのに、今年度からは年度で4~6件必要と言われることがあります。

私も実際にこのことが発生し、ご依頼者様に再度出してもらったことがあります。

大阪府は、府内全域の事業者は南港の咲州庁舎に提出なので、そんなに大きく変わることはないですが、兵庫県は事務所所在地を管轄する土木事務所に提出で、建設業課の課長さんの見解で大きな変化があります。

建設業許可は、課長先決案件なので、課長の考え方次第ということでしょうね。

かといって、言われるがままに「はい、わかりました。」と引き下がるのは、プロとしてダメだと思うので、私の事業運営方針として、常に建設業法や通達とにらめっこしながら、前年度で詰め切った事前協議を活用し、無事に受付完了まで持って行けるように動いております。

人事異動がきっかけで役所の見解がガラリと変わるので、いつも窓口の顔ぶれを気にするのは、もう職業病ですね。

建設業許可申請は、非常に面倒かつ困難な役所手続きです。建設業許可申請に関するお悩みや、「ウチは取れるのか、更新できるのか、診断して!」とお考えの御社に、建設業許可申請に持ち込めるかの無料診断を致します!

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