技術力Z
技術力Zは、以下の2つの要素に分かれます。
・業種別技術職員数Z1
・種類別年間平均元請完成工事高Z2
Z1につきましては、いわずもがな技術職員名簿に書くことのできる技術職員の数とその職員が保有している資格を点数化します。
この技術職員職員には社長以下取締役を含むことができます。ただし、監査役は含むことができません。
保有資格によって
・1点(実務経験10年等)
・2点(2級各工事施工管理技士等)
・5点(1級各工事施工管理技士、一級建築士、技術士)
が割り当てられます。
また、
・2点資格のうち、一部の業種は登録基幹技能者講習受講
・5点資格は監理技術者資格者証+監理技術者講習受講
にて審査を受ける各業種につき1点が加算されます。
これらは御社で雇用している従業員さん、取締役さんが保有している資格と工事経歴書に記載する工事業種、入札しようとする工事業種を見極めて提出する必要がありますので、その点を確実に踏まえる必要があります。
また、技術職員につき、6ヶ月を超える雇用があることが要件となっております。
健康保険の被保険者証と標準報酬決定通知書をセットで提出して、最低6カ月+1日以上雇用されていたり経営陣で就任されているかをチェックされますので、注意してください。
また、建設業許可申請様式である「使用人数」とのつき合わせもありますので、技術職員の変動がありましたら、必ず決算変更届に使用人数の様式を添付してください。
Z2につきましては、元請業者として工事現場をしっかり管理や折衝等ができているのかを数字で評価するためのものです。