監理技術者、主任技術者に若手を積極登用政策

お世話になります。

建設業許可申請専門行政書士の長島です。

国土交通省が、公共工事を発注する際に、優秀な若手技術者が早期に活躍できる機会を創出するために、監理技術者、主任技術者の過去の実績を問わないモデル工事を実施するとのことです。

モデル工事は、
・WTO政府調達協定の適用対象に該当しない
・技術的な難易度が比較的低い
案件で実施する方針です。

そして、通常では、具体的な数値での施工実績を監理技術者や主任技術者に求めていますが、モデル工事では、同じ整備局管内での施工実績だけを求めるなど、監理技術者、主任技術者の要件を大幅に緩和することを考えているとのことです。

建設御者さんは、発注段階で設定される監理技術者、主任技術者などの実績要件が厳しく、若手技術者の登用が進まないという指摘があるので、国土交通省は別途、若手技術者の配置を条件とするモデル工事も実施しているので、そこから若手技術者の育成を図る考えを持っております。

いずれにせよ、工事技術の継承は昨今の課題ですので、高品質な工事を永続的に続けられるように、ベテランから若手まで一貫して高レベルの工事を施工できる技術を共有し、世代交代がスムーズに進むようにすることが、建設業者さんの生き残りにつながると私は考えます。

建設業許可もキチンと次世代に継承できるように、経営業務管理責任者と専任技術者の確保が肝要です!

もし、ご不明な点、ご相談がありましたら、今すぐ下記お問い合わせよりご連絡くださいませ!

お問い合わせ先はこちら!
電話番号:06-4981-7827
ご不明な点がございましたら、まずはお気軽にご相談下さい。 →メールでのお問い合わせ